しがらみうぇっぶ

日々気づいたことや考えたことの記録、読書録。一(いち)商社マンの日記

海外の薬はよく効く

最近ハードなスケジュールだったこともあり、今日は風邪でダウンしました。

木曜日まで出張、金曜日に当地の懇親スポーツ大会、土日は出張でたまった仕事をこなしていたのですが、韓国の帰りくらいから痛くなってきていたのどが限界に達し、熱もあったようなので今日は会社を休み。一日寝ていました。

元々僕はけっこう薬が効きにくい体質(?)です。多分、お酒が強いことと関係しているものと思っていますが、高1のとき、全身麻酔の手術を受けた際、「絶対にこのタイミングでは目覚めない」というタイミングで目覚めてしまい、(さすがに手術中ではありませんでしたが)周りに誰もいなくて、徐々に麻酔が切れて術部に痛みが出てくるという恐怖を味わいました。。。

というわけで、日本だと市販の薬は殆ど効きません。鼻水くらいだとパブロンでなんとか食い止められますが、パブロンも2個飲みが基本です(不健康。。。)。のどにまで来てしまうと、絶対に治りません。

が、今日は市販の薬で一日で治りました。ドライバーに買って来て貰った薬です。さすが海外、さすがサウジ!

北緯38度線

実は僕は今回の出張がはじめての韓国でした。お隣の中国にはよく出張で行っていたのですが、韓国にはなかなか機会がありませんでした。

というわけで、韓国に行く前に基本的な韓国の地理をおさらいしてから行きました。と言っても、ソウルとプサンの位置や、韓国全体の地形(平地はどこらへんなのか、山はどの辺りなのか位)ですが。

そこで驚いたのが、ソウルと北朝鮮の近さ!国境まで50kmくらいしかないではないですか!

日本にいると、50kmってそれなりの距離かもしれませんが、サウジだと高速で120km位(合法)で飛ばすので、30分あれば行けてしまいます。僕も月に何度も120kmくらい離れた工業地帯に足を運んでいますが、片道1時間半かかりません。50kmって近所です。

ソウルの東は山岳地帯になっているようで、丁度大体50kmくらいあります。ソウルのホテルの高層階から、その山岳地帯が見えるのですが、「すぐそこ」といった感じです。それと同じ距離感の所に北朝鮮があるのですね。。。

因みに、地図で見ると、ピョンヤンでも100kmくらいの距離です。そう考えると、「核の脅威」という意味ではソウルはかえって安全なのかもしれません。。。

因みに、今回買ったガイドブックはLonely Planetなのですが、なんと北朝鮮の案内ページもあるのです!読んでみると、結構面白くて、是非行きたくなってきます。「北朝鮮に行ったことある」なんて言ったら、うけるだろうな。。。

韓国の焼肉旨すぎ!

今日もタイトルそのまんまです。肉が旨い。

あと、日本に比べて美人が多い気がします。

整形大国だからでしょうか。それとも元々美人が多いのでしょうか。

サウジに帰りたくありません。

アブダビのラウンジはいつも混んでいる

出張の為のトランジットで、現在アブダビのラウンジ。

アブダビのNational(?)フラッグEtihadのラウンジで、キャセイパシフィックのビジネスクラスがフルフラットになる前はちょくちょく使用していたのですが、いつ来ても混んでます。

なかなか座る所がありません。

PCのバッテリーが3時間しか持たないので、どきどきしながらラウンジで仕事しております。

今は少し休憩中。

Good bye 0.1トン!

というわけで、3ヶ月ほど苦しんでいた98キロの壁を漸く超えて、今日、久しぶりに97キロが出ました。97キロ台ではなく、97キロ (どうでもいいかと思いますが、例え分母が100キロ近かろうと、1キロ弱の違いは重要です)。

要因は2つ、というか整理すると1つ。嫁の帰国。

①奥さんが帰国したことで、自分で家事をするようになりました。特に、僕は一人になると物を捨てたくなる(ストレス解消法)なので、以前の「気がついたら部屋を整理している症候群」が復活。たぶん、一日2,000~3,000歩位は歩数増加要因。

②飯が貧相になった!良いことか悪いことかわかりませんが、基本的にサウジアラビアは飯は美味しくないので、食欲が減退します。結果、運動量さえ減らなければ痩せます (日本に比べて、車での移動が多く、結果的に太る人が多いのは事実です)。幸か不幸か奥さんは非常に料理上手だったので、何を食っても上手かった!「まごわやさしい」料理を作ってもらっていましたが、それでも思いっきり食べてしまっておりました。。。

98キロまでは「なんとなく100」ですが、97キロだと「90台中盤」と言う権利があるような気がします。次は93キロで「目指せ90台前半」ですな。

後は、明日からのアジア出張。アジアの上手い飯と酒を、如何に耐え忍ぶか。。。

世の中には誘惑が多いのです。

サウジアラビアと言う強制禁欲の国は、意外に悪くないのかもしれません。

いつまで持つか。。。

「小さいことにくよくよするな!」 リチャード・カールソン (サンマーク出版)

さて。本当は今日は雨の話を書こうと思ったわけではありません。はじめの頃、「読書の記録なんかも書いていこうと思います」と言っておいて、全く読書録を書いていないことに気づき、なんか書こうと思ってブログの編集機能を立ち上げたのです。そしたら雨の事を思い出して、雨の話を書いてしまいました。実生活でも話が飛ぶのが悪い癖です。

というわけで、一発目の読書録です。

「小さいことにくよくよするな!」

15年位前にベストセラーになった翻訳書です。

タイトルを見るに、パッと見浅い自己啓発書のようでもあり、こういう本を一発目に持ってくると「あ、この人はこの程度の本で『良かった~』と満足しちゃう、シアワセな人なのだな」と思われて二度とブログを読んでもらえないというリスクもあります。事実、最初読んだ時はそんなに感動せず、そして、「勉強になった!」と思う所が然程多くないのは事実です。

しかし、1箇所すごく気に入った記述があり、それが個人的にはジワジワ効いてきて、パワフルかつ本質的だと思うので、取り上げた次第です。

それは「一年たてば、すべて過去」というところです。

要は、日常で僕らが面している不安や苦悩と言ったものも、殆どは1年たったら「過去」の話として、良い思い出やそれこそ笑い話に出来るというものです。

当たり前と言えば当たり前な言葉ですが、この考え方は結構日常の窮地を救ってくれます。

お客さんとの会食が弾まず気まずい沈黙が流れる時、偉い人の前で思いっきり失言した時、上司にミスを報告する時。。。

焦ってテンパりそうな時にこの言葉を脳内にリフレインさせると、比較的心が落ち着き、結果、相対的にまともな判断が下せるようになります。そして、落ち着きを取り戻せば、大抵の窮地は「上手く」とは行かないにせよ「無難に」は乗り切れるのでは無いでしょうか。

と言いつつ、この言葉の価値はもう一つあります。長期的に見れば、むしろこちらの方が意義深いかもしれません。

それは、「1年経って、過去となっても重要な事」がわかる事です。

色々あると思います。分水嶺となる重要な商談、最初で最後のチャンス、大切な彼女へのプロポーズ等々。

そう言った、本当に重要な事には全力を注ぐべきです。

もちろん、ぶっつけ本番ではどうにもならないので、その場合は「準備」が必要になります (個人的には、社会的に成功するには、「実行力」が必要だと思うのですが、その要素は3つで、「準備」「本番」「Follow」だと思っています。この辺りは、別の本の読書録で是非書きたいと思っています)。何が重要で、何が重要でないかをクリアに識別出来るという点で、この言葉は大変役に立つものだと思います。その為には、常日頃から「これは1年経っても重要なことか?」と自分に問うことが必要になってくると思います。

皆さんにとって、「1年経って、過去となっても重要な事」とは何でしょうか?

それに皆さんの貴重な時間を注ぐべきだと思います(もちろん自分もです)。そして、過去となってしまえば重要でない事は、(上手くできればそれに越した事はありませんが)無難にこなしていけばよいのだと思います。

 

他に気に入った言葉として「自分以外はみんな文明人だ」という言葉があります。この内容はここでは書きません。

もし、僕の上記のレビュー・コメントで「この本面白そうだ」と思った方は、是非本書を買って読んで頂ければと思います。上記の抜粋部分は僕としては一番良かった部分ですが、人によって捉え方は異なると思います。他にももっと良い部分があるかもしれません。少なくとも、上記の僕のコメントを「面白い」と評価された方は、この本の説く他の部分も面白いと感じる可能性が高いのではないかと思います。

興味のある方は、是非この本を買って、作者の方に「売上」という形で貢献して頂ければと思います。

 

小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと (サンマーク文庫)

小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと (サンマーク文庫)