しがらみうぇっぶ

日々気づいたことや考えたことの記録、読書録。一(いち)商社マンの日記

外郎売

滑舌と発声が悪いので、外郎売の練習を始めました。


外郎売というのは、歌舞伎の中に出てくる「外郎」という薬を売る薬売りの長台詞を取り出したもので、アナウンサーや声優の滑舌の練習に使われているようです。


普通のペースで読んで五分程度と結構長いです。また、途中には早口言葉のようなパートもあって、「武具馬具、武具馬具、三武具馬具」なども出てきます。


最初はとても読みにくいのですが、慣れてくるとリズミカルな流れが心地よく、次第にすらすらと読めるようになります。大げさに口を動かすのがコツのようで、たしかにその方が上手く発音できます。終わった後はしばらく口の周りがあったかく、滑舌や発声が良くなります。


小学生の頃はとても弁が立ったのに大人になってそうでもないのは、音読や喋る絶対量が減ってるからではという個人的な仮説もあり、しばらく続けてみようと思います。